神社仏閣の第三者の上空空撮について
初めて書き込みさせていただきます。
私自身はカテゴリーⅡA(DID,人物30m以下、目視外、夜間)の包括承認を持っております。
神社仏閣について、質問を聞いており対応がわかりませんので書き込みさせていただきました。
国土交通省の令和4年12月5日づけの飛行マニュアルには以下が書かれてあります。
========================
第三者の往来が多い場所や学校、病院、神社仏閣、観光施設などの不特定多数 の人が集まる場所の上空やその付近は飛行させない。
ただし、当該施設から飛行の依頼があった場合は、休校日、休診日、早朝など第 三者が往来する可能性が低い時間帯とし、飛行経路を当該施設内に限定した上 で、一定の広さのある場所を飛行させるものとする。また、経路下における第三 者の立ち入りについて制限を行い、第三者の立ち入り等が生じた場合は、速やか に飛行を中止するほか、突風などを考慮して当該場所の付近(近隣)の第三者や 物件への影響を予め現地で確認・評価し、補助者の増員等を行う。
========================
とあります。
神社仏閣を撮りに来るテレビクルーが第三者がいる状態で上空を飛行させており、補助者をつけて立ち入りを制限しないと、ということを伝えると「人物30m以下」を持ってるので大丈夫という感じで答えてきました。
神社仏閣の空撮の際で補助者なしで第三者がドローンの下に入れる状態で飛ばすは飛行マニュアルに反する形になると思います。
テレビクルーのドローンのパイロットもカテゴリーⅡAを持っていますが、日中の第三者がいる境内の空撮を行うためには補助者と立ち入りを制限出来れば大丈夫なのでしょうか?
神社仏閣側から見て、何かが起きてからでは遅いのでリスクマネジメントとして対策を取りたいと考えております。
初めまして。
トライフ行政書士事務所の渡邊です。
以下、ご回答させていただきます。
>神社仏閣の空撮の際で補助者なしで第三者がドローンの下に入れる状態で飛ばすは飛行マニュアルに反する形になると思います。
→こちらはおっしゃる通り飛行マニュアルに反する形になるため、補助者を設置する必要がございます。
>テレビクルーのドローンのパイロットもカテゴリーⅡAを持っていますが、日中の第三者がいる境内の空撮を行うためには補助者と立ち入りを制限出来れば大丈夫なのでしょうか?
→第三者の立ち入りが想定される場合には、補助者と立ち入りを制限が必要になるかと思います。また飛行時間帯に関しましても、可能な限り人の往来が少ない早朝などで撮影をするのが良いかと思われます。
よろしくお願いいたします。
—————————————————-
トライフ行政書士事務所
代表
渡邊 涼介
TEL : 070-9158-5227
Mail:traif.gy@gmail.com
〒752-0974
山口県下関市長府土居の内町5-20
—————————————————-